一人で気ままに「おひとり様フェスのススメ」(前編)

2017.12.09

■気ままにフェスで「ぼっち充」

「ぼっち」という言葉が流行り出してから、
ライブやフェスに参加する時にも「ぼっち参加」
「ぼっち参戦」という言葉が使われはじめました。

なにやら寂しげで怖そうな…もし自分がそれを体験するはめになれば、
心が押しつぶされそうな不思議な力を持つ言葉。

邦楽ロックフェスに10年以上軒並み「おひとり様」参加している私。
だがしかし、それは辛く悲しいものではまったくありませんでした。
むしろ、自由に音楽を楽しみ、グルメや会場の様子を楽しむ
「ひとり旅」のような気ままで想い出深い体験。
確かに「ぼっち」でも「充実」の時間だったのです。

実は「ぼっち」は「法師」が語源とのこと。
どこにも属さず心のおもむくまま流れるように生きる「ひとり法師」。
なんだか魅力的に思えてきませんか?

一人で音楽に満ちたフェスというお祭りをのびのびと気ままに歩き回る。
このコラムではそんなフェスでの「おひとり様」「ぼっち充」について
筆者の想いや経験談を綴ります。

 

■想像力を広げてみれば

フェスの一人参加に大事なのは何よりも想像力!
現場に行けばステージ上には憧れのアーティストたちがいて、
同じ音楽に熱狂するファンたちで溢れている。
並ぶフェス飯の屋台にはハイテンションな店員さんたちがいて、
焼き串一本で一緒に大盛り上がりしてくれる。
そもそも、この段階であなたは一人ではないのです!

室内フェスのきらびやかな装飾、屋外フェスの会場にある草花や自然、
会場内に動物がいることも。空の色、刻々と変わる光。
ぜひとも立ち止まって見てみよう。歩くも止まるも走り出すのも自由、
そして常にどこかから音楽が鳴り響いている。何と幸せな祝祭空間なのでしょう。

スマホのカメラで時間をかけこだわった場内写真や風景写真を撮るのも良いでしょう。
その風景は目撃したあなただけのもの。自分のペースで歩いてみて初めて見つけられる
美しい物がきっとそこかしこであなたを待っているはずです。

■ヘッドフォンと大型フェス

普段音楽を聴くとき、あなたはどこでどんな環境で聴いていますか。
イヤフォンやヘッドフォンを使うのは外界と自分を隔てるためのツールとして?
それとも歩きながら見る景色と音楽のリンクを楽しむため?
自宅の豪華なオーディオセット、PCから流れるかすかな音量の音楽、
そのどちらも「フェス」での圧倒的な臨場感、音の力にはかないません。

スピーカーの中にしか、テレビモニタの中にしか存在しなかったアーティストたちが、
会場の空気を震えさせるような演奏をリアルタイムで奏でてくれる。
その現場に自分がいるということ、大観衆と共に自分の目と耳で彼らの演奏や声を
直接聞き、体感出来る機会が、ライブそしてフェス。これはもう行くしか無い!

あなただけに語りかけるように歌っていたアーティストたちは、
フェスという広大な空間では、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。
大いに期待してチケットを買ってみよう。その枚数が1でも2でも、
「音楽を楽しみに行く」ということには何ら変わりはないのだから。

《後半に続く》

関連記事:一人で気ままに「おひとり様フェスのススメ」(後半)

志唄

音楽とアートが大好物。
好奇心の赴くまま、どこにでも出没します。
初フェス体験から十数年、今も変わらぬ音楽キッズです。


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